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2024年10月4日(金)〜5日(土)

10月4日(金)、5日(土) に小谷村白馬アルプスホテルにおきまして、第14回 全国草原サミット・シンポジウム in おたり大会が開催されました。基調講演や研究報告、分科会のシンポジウムには全国から約180人の参加者がありました。また、翌日の午前中の現地見学会には120名あまりの方々に小谷の草原を体験していただきました。5日の午後に行われたサミットでは草原を持つ12の全国の市町村長等が集い、発表しあい、「サミット小谷宣言」が採択されました。

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☆火入れと北アルプス(2022.5.5).JPG

おたり(小谷)大会の意義

小谷村には毎年「野火つけ」(山焼き)が行われている「牧の入茅場」(文化庁「ふるさと文化財の森」)や同じく「野火つけ」が行われ、地元で管理されている「雨中ショクの茅場」などが村の西側に広がっています。両茅場とも「茅葺き屋根」の材料となるカヤの生産地で、特に「牧の入茅場」は茅の中でも希少なカリヤスの茅(コガヤ)が採取でき、約1万把の収穫が見込まれ、これまでも、多くの重要文化財の屋根茅として用いられてきました。

 令和2年「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」がユネスコの無形文化遺産に登録され、このなかに「茅採取」の技術も含まれており、小谷村で行われている茅刈りや茅立てが大きく脚光を浴びることとなりました。

 このように手入れがされた茅が活用されている希少な茅場の存在を全国に発信し、草原に関わる人々とともに、草原の自然環境や、草原維持の知識や技術を次世代に伝えていく上での課題を考えていく機会にするため、開催されました。

​動画アーカイブ

​基調講演
研究報告
第1分科会
第2分科会
第3分科会
​全体会
現地見学会
全国草原サミット

※ 一部定点での記録用映像のため、スライドの内容や参加者の方の質問の様子が見えないなど、ご覧いただきづらい部分もございます。ご理解ご了承のほどお願いいたします。

※ 発表者のスライド資料に関しましては、研究内容などの関係で一部公表が難しいことから、報告書にて、必要な部分をご覧いただけるよう準備しております。

※ 第4分科会に関しましては中学生の個人情報保護の観点から動画の公開をいたしませんこと、ご理解をお願いいたします。内容に関しては報告書に記録予定です。

サミットおたり宣言

報告書

現在作成中です。

準備が出来次第公開いたします。

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